コロナ禍で作られた、猛毒性のウィルスが蔓延している世界で、唯一ウィルスを防げる研究所に立てこもって生活を続ける人々を描いた問題作。外の世界を歩くには毒ガスマスクをつけていなくてはならない世界。外からやってくる者は1人も侵入させてはならない。息が詰まるような日々の中で、人々が取った行動とは？

本当にコロナ禍の初期、まだコロナが世界で猛威を振るっている時期に、現場では声を発せず、全てアフレコによる台詞にするなどして、全ての映画・演劇が停止していた時に、表現することを止めずに取り組んだ松本動監督の意欲作。

2021.11.25
第16回札幌国際短編映画祭 オンライン