想定はしていたけど話が進んでいけば進んでいくほど苦しさが色濃くなっていってクリスタルナハト以降ずっとどうにかなりそうだった。ナチの色んな人に褒められてほんのりからじわじわ嬉しそうな顔になっていくのが切ない。goodであるための理由をつけながらゆっくりとシフトしていくジョニーの立ち位置、normalize situations(ポッドキャストの演出家インタビューより)、それを見つめるモーリスの瞳。対位法とグラデーションが帰結する先の制服………
でも私はジョニーを批判することができない、自分も同じ立ち位置になったら同じ選択をしてしまうだろうから。多くの人は悪人にはなりたくないが自分の身が脅かされている時に人を助ける余裕なんてない。
この登場人物の入れ替わりを三人芝居で成り立たせてるの役者ぢからと演出ぢからが凄い。全セクションすごい。
ジョニーが上長や組織の人と話すときは訛りが弱く/私にとって聞き取りやすい発音になって、特に母親と話してるときは訛りが強かったと思う あれはスコティッシュなのか別の地域訛りなのかまでは私にはわからないけど
音楽はワーグナーだ!とすぐ気づけた(作品名は言われるまで分からず)のとあーー聞いたことあるーーのがあった(メンコンでした) 主よ人の〜は言うまでもなし
これは個人の感覚だけどクリスタルナハトの音がなぜか311の地震や津波映像並みにキツくてめちゃくちゃ自分を抱き締めながら耐えていた。コーヒー一気飲みでややハイだったのもあるかもしれない
カメラ目線はカメラ入ってない日だったら客席に向けて話しかけているんだろうか。というかカメラマンも舞台乗ってる…?切替も多めだったし明らかに"映像の演出"が意識されていたな。明らかに舞台奥から狙ってるのもあったしどこに仕込んでるんだろう
カテコ前の早着替えすごいね シャツもブーツも長いしネクタイもちゃんと結んでたし大変では…?