ケンジモンデン

きっと、それは愛じゃないのケンジモンデンのレビュー・感想・評価

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)
4.2
単なる幼馴染ラブストーリーに終わらせない様々な想いがこもった映画だと思う。

お見合いだから、前時代的だからダメなのではない。相手や家族、そして自分に嘘がなければきっとスタートはどんな形だっていい。
とはいえ人種とか宗教の壁というのは自分が思っていたよりもまだまだ分厚いものなのかもしれないし、きっとムスリムに対するイギリスの現状もそうなのだろう。エマ・トンプソンのキャラクターが物語を通して救いになっていて、相手やその文化を理解し受け入れること、その大切さにポジティブに向き合わせてくれる。

予告から笑ったけど、リリー・ジェームズがシンデレラはじめプリンセスストーリーをもじって話すモノローグがいい笑
あとメッセージの「…」を待つあの時間のヤキモキ感ね😌
新年1発目に観てよかったです〜