このレビューはネタバレを含みます
ウェス・アンダーソン×ベネディクト・カンバーバッチなんて最高でしかない！！と思って公開初日に見た🥺
アステロイドシティを見ても思ったけど、ウェス・アンダーソンはこういう舞台的な作風を突き詰めることにしたのかな
最近の作品は特に、昔よりだいぶ舞台っぽい演出に振り切ってる気がする！
映画を鑑賞したっていうよりは、映像体験に没入したっていう表現が正しい感じの作品だった
仕掛け絵本みたいっていう例えがとにかくしっくりくる！場面が変わる時の舞台転換も全部見せてるから、本当に仕掛け絵本ぽい
あとやっぱりウェス・アンダーソンあるある、演者がカメラ目線でこっちに話しかけてくる！😂✨
独特な演出でやっぱりおもしろいなあ
あとはストーリテラーの存在
ひとつ思うのは、最近の作品は特に登場人物の純粋な感情表現が極端に少ない気がする
登場人物がその時抱いてる感情をストレートに演じて表現するんじゃなくて、自分が今どういう感情で、だからどうなのかっていうのをキャラ自身が言葉で説明してくるような感覚、表情は無のことが多い
これもまた独特な演出だよなあ、人形劇感？
ヘンリーシュガーが着せ替え人形みたいになってるとことか、お金撒き散らすとことか、おもしろいシーンもいっぱいあって満足🙌
カンバーバッチと世界観の相性が良い🌈
40分っていう長さがちょうどいい
