ゲル

HOW TO BLOW UPのゲルのレビュー・感想・評価

HOW TO BLOW UP(2022年製作の映画)
3.8
時代を象徴するような作品。
彼らの行為に賛同することはできないけれど、見応えがあった。
表現が適切でないと思うけれど、ものすごく完成度の高い再現ドラマという感じ。
所々にそれぞれの登場人物のエピソードを挟んでおり、観ていて飽きない。
繋がりの薄い若者たちが集結して行った、まさに現代的な犯罪である。
日本でもこういう集団による犯罪はここ数年目立つようになったと思う。
ストーリーには集中できたが、そこそこ人数がいるため人物描写がそれほど深掘りされていない点は少し物足りなく感じた。
その辺をわりとあっさりめで描く作品の性質上やむを得ないのかもしれない。

2024年に観た嘔吐シーンのある映画13本目。
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