ゲルさんの映画レビュー・感想・評価

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返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す(2018年製作の映画)

1.2

構成や台詞等、すべてがテレビドラマ調。
映画作品として観ると、つまらないを通り越して寒い。
早く終わらないかなぁ、とそればかり考えてしまった。
これは映画館で観てはいけない作品かもしれない。
テレビで
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.2

男子校のノリが楽しくて笑える!
シュールさ・切なさ・狂気も加わり、バランスの取れた良作。
自分には笑いのセンスがぴったり合って、本当に観て良かった。
キャストが素晴らしい。
メイン3人とも演技力が高い
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少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーやエピソードは目新しくもないのだけれど、現実と幻想の狭間のような、ふわふわした中にゆるさのある不思議な空気感の作品。
繊細さや狂気も入り混じる。
主役の二人がそれぞれに魅力的で思わずみとれて
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.3

主人公の初海が、自分にはまったく魅力的に映らなかった。
映画や漫画の好みがレトロなのは良いとしても、インテリアやファッションには中途半端にしか取り入れられておらず、あまり芯のようなものが感じられなくて
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.4

差別がひどく今ほど自由もなかった時代を必死に生きた若者たちの話。
活動家たちの若さに驚かされる。
ビジュアルを実在の人物に寄せているのには好感が持てた。
ただ、細かい部分がわかりにくい作品なのに、全編
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

映像がアートな感じで美しかった。
気だるい雰囲気も良い。
前半は硬派な世界観。
後半はベリーショートのフェイ・ウォンのビジュアルが可愛いんだけど、役柄は自由奔放な狂気が怖かった。

29歳問題(2017年製作の映画)

4.3

何やら辛辣そうなタイトルだけれど、そんなことはない(少しだけあるけど)、優しい気持ちになれるとても素敵な作品だった。
30歳前後の働く女性は特に共感できるはず。

柔らかい光や家具家電、町並みがノスタ
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.3

アンバランスで不思議な作品だった。

あんな結末を見せられたら、最後の3人の笑顔を見ても笑えない。
ポップな映像効果や突然始まるモブ的シーンなど、序盤は若者向けの軽いノリで、動画配信のところはついてい
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.5

良い作品だとは思うけれど、超ポジティブでリア充すぎて自分は性格的に合わなかった。
オギーの一家みたいな良い家族は現実にはそうそういるものではなくて、ジュリアンやミランダの家庭の方がリアル。
オギーだけ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.4

ある意味、日本人が作るより日本らしい作品。
思ったより大人向けでシリアスだった。
ドクワサビ(笑)や乱闘シーンの古典的な表現技法にクスリときた。
細部まで作り込まれているので、隅々まで見ようとするとも
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SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

2.4

パンチがない。
鋤田正義という人間のまわりにいる人へのインタビューと本人の語りが中心なのだけれど、話が上手い人があまりいないし、口々に「SUKITAはすごい!」と賞賛するばかりなので飽きた。
ドキュメ
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.5

生き物がたくさん出てきて癒される。
『人生フルーツ』の庭に雰囲気が似ているけれど、もっと手を加えていない感じ。
キャストは豪華だけれど、「この演技がすごい!」的な見どころはあまりない。
三上博史の使い
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.3

ムーニー役の子がすごすぎる。
子役というより既に女優。
「演技力すごー」
と圧倒されてしまってもらい泣きしそびれた。
パステルカラーのパープルをはじめとするカラフルな色使いが、可愛らしくも秘めたる毒々
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フジコ・ヘミングの時間(2017年製作の映画)

4.5

非常に見応えのある素晴らしいドキュメンタリー作品!
フジコと一緒に各地を旅している気分を味わえる。
どこの土地でも街にしっかり馴染んでいた。
名前くらいしか知らなかったけれど、彼女はファッションも含め
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ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

3.3

ライブメインの作品は映画館で観ないと!
と意気込んで挑んだけれど、猛烈に眠くなってしまった。
一曲毎にインタビューが挟み込まれるので、せっかく乗ってきたところでブレーキがかかるというか。
思ったよりド
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

是枝裕和監督らしい繊細な作品。
『誰も知らない』に雰囲気や世界観が似ているが、決して綺麗な内容ではない。
どうしてもタイトルが好きになれない。
そういう作品なんだよと言われてしまえばそうなのだけれど、
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モーリス(1987年製作の映画)

3.5

モーリスとクライヴの愛の物語を期待したけれど、途中から違う路線になってしまって残念だった。
カップルがいきなり仲良くなっているのが謎。
その過程が観たいのに。
誰にも感情移入できず、だんだんと俯瞰する
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

くるくるとシーンが変わってテンポが速く、17歳のレディ・バードの若さや勢いがバシバシ伝わってくる作品だった。
グレタ・ガーウィグ監督主演の『フランシス・ハ』は痛すぎてそれほど好みではなかったけれど、こ
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フェリーニに恋して(2016年製作の映画)

3.3

すごーく雑に説明すると、世間知らずの若者が海外でハメを外しちゃったよ~という内容。
日本の女子高生向けの「胸キュンラブストーリー」とさほど変わらない浅さ。
邦題が好きじゃない人は観る必要ないと思う。
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

暴力は暴力を呼ぶ。
けっこうわちゃわちゃしていたけれど、時代を彩る音楽が多用されていてまとまりを良くしていた。
フィギュアスケートってあまり近くで見ることがないので、間近で撮影しているシーンは迫力があ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.4

ザ・青春!
さわやか!!
若干うまくいきすぎ感はあるけれど、友情中心の描き方が重くなくてわかりやすくてとても良い。
ベル・アンド・セバスチャンの音楽が効果的に使われている。
音楽目当てで観ても後悔は少
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

言ってしまえば「ひと夏の恋」なのだけれど、それだけでは言い尽くせない詩的な作品。
1983年という時代に、エリオの両親が理解ある人物で、ふたりの関係を見守る優しい雰囲気が流れていて穏やかな気持ちになる
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願いと揺らぎ(2017年製作の映画)

3.3

震災の約1年後に行われた地域の祭りへの取り組みを映したドキュメンタリー。
祭りの存続を願う一方、昔ながらの共同溝の存在はゆらいでいる、という意味のタイトルだと解釈した。
前作『波伝谷に生きる人びと』を
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

落ち着いた色彩の映像と、明るくカラフルで可愛らしいモードの絵の対比が印象的な作品。

ふたりが本物の夫婦に見えた。
急に距離縮まりすぎ!と思わなくもなかったけれど、そこは相性なのだろう。
ゆったりした
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.0

ラッキーが自分のおじいちゃんくらいの年代なので、この作品の醍醐味を味わうにはまだまだ若すぎた。
遠くない死を見つめた高齢者の日常、という感じで何か大きな事件が起きるわけでもないので、退屈して中盤くらい
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リビング ザ ゲーム(2016年製作の映画)

3.7

観るとけっこう疲れる。
長時間ゲームをプレイした後のよう。
大人がゲームをすることへの後ろめたさやまだまだある偏見は万国共通なのだなと思った。
海外のプロゲーマーは意志の強さみたいなものが滲み出ている
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.2

クメイルが本人だと知らないまま観たので最後にものすごく驚いた。
軽快な会話でポンポン進んでいくのだけれど、自分にはリア充なノリがちょっと合わなくて置いていかれた。
ちょくちょく挟み込まれるネタ部分は、
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

2.8

一体どの層に向けた作品なのかよくわからなかった。
「これは子供向けなのかな?」と思わせる展開がしばらく続くけれど、子供向けにしてはベンとローズの世界が完全にリンクするまでが長く、心惹かれるシーンもほと
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