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バック・トゥ・マラカナン
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『バック・トゥ・マラカナン』に投稿された感想・評価

イスラエルに住むブラジル移民三世代がブラジルW杯決勝観戦に向かうロードムービ&父息子の絆物語。

監督はアルゼンチン出身のイスラエル人ホルヘ・グルヴィッチ、彼が息子たちと「自分がもし死んだらアルゼンチンのW杯での戦いぶりを4年ごとに(墓に向かって)話してほしい」と約束した会話から着想を得たそう。

仕事に失敗し離婚もした中年男性ロベルト、病気持ちのサッカー狂の父サミュエル、毎日を無気力にやりすごす息子のイタイ。
サミュエルは精神が元気だが体が持ちそうもなく、相続遺産で奮発して息子と孫にチケットを調達するが……。

わりとすぐにブラジルにわたるのだけど、そこからのドラマがいい。
爺ちゃん最初は息子と孫に…なんて言ってたが結局一緒に向かう。大丈夫なのか?と心配になるが、彼も余命短く、こんな機会は最後かもしれないので行くのもわかる。
まさかのトラブルあり絶望的になるが、それはまだ序盤。まだまだいろいろ起こる。
離婚したロベルトの妻とその恋人の思わぬ気遣いファインプレー、知られざる過去、クライマックスと彼らの人生の重大ポイントが交錯、試合の熱狂が父息子の感傷的なシーンと融合。
サミュエルの父(=ロベルトの祖父、イタイの曾祖父)にも繋がる哀しくも感動的なシーンだった。

あの場面はちょっとウルウルしてしまった。

なぜアルゼンチン出身の監督がブラジル代表と2014年ブラジルW杯をネタに取り込んだのか最初は疑問だったが、その設定が世代をまたぐ父息子の物語に活きてくるので納得(タイトルがまさに)。
アルゼンチンとアルゼンチンW杯だとこのストーリーは成り立たない(メキシコ、フランス、イタリアなら成り立つね。ドイツもかろうじて成り立つか)。なるほどだった。
三世代それぞれのサッカー熱が見事に描きわけられている。
それはサッカーに限らず人生についても同じで、まさしくサッカー=人生なブラジルといった国民性があった。
まさにこれは、人生のゴールを求めるロードムービーだ。

#ヨコハマ・フットボール映画祭
#YFFF2023
4.2
狂っている。とにかく狂っている。
嘘をつき、真実を捻じ曲げ、人に疎まれながらでも、はたまた、子や孫に残してやれるはずの蓄えも、伸ばせたかも知れない自らの余命を賭してまでも追い求めるジュール・リメ杯。
何ひとつうまくいかない旅を経て、深まる親子の絆と、旅のあとに見つけた未来が美しい。
しかし、また4年が経てば、狂乱は繰り返すんだろうな。