このレビューはネタバレを含みます
1人の女と2人の男の奇縁で繋がる関係性とエロス。
『火口のふたり』が例えるとただだだ体力の無くなったおじさんがプレイするねっとりセックスを見せつけられた、という感想の作品だったので映画館で鑑賞するか悩んだが、やっぱり綾野剛だなぁ、てぐらいに『最後まで行く』の演技はこれからもずーっとお芝居は続けて欲しい と願わずにはいられない唯一無二の存在感だったので鑑賞。良かった。
最後
あーこの場面いるか？出たよ、ねっちょりセックス。と愚痴のひとつも軽く出そうだったがその場面さえ振り返ると江戸川乱歩感アリで結局は良かった。で、その場面をR-15の為に切ったとする、それでも純文学感のまとまりで良い、と思えてやっぱ好きだわ〜という感想だ。
さとうほなみさんの作品の為ならという脱ぎっぷりの良さも今作ではとても意味があるモノに思えてホッとした。
余談だが、
MINAMOってセクシー女優の方のAV作品を鑑賞してもとても可愛らしいしでめちゃくちゃエロいのに何故だかヌク気分になれない、という理由がわかってスッキリした。
この人も川上奈々美さんのようにセクシー女優から女優になる人なんだ、と。
演技や存在感がAV界だけで留まって欲しくないぐらいに魅力的だ。
それも知れてこの作品を観て本当によかったと思えた
