ピンク映画の監督と脚本家、2人が愛した共通の女性について語る話。
原作はあらすじを見た限りではピンク映画要素がなさそう。
割と印象の変わりそうなのにタイトルはそのままなんだ。
それは良いとして、映画だと顔を見れば同じ人だとわかるけど小説は名前がたまたま同じと思わせることもできるだろうからもともとがどうだったのか少し気になった。
内容、最序盤の雨のシーンは視点が変わると急に止むから違和感がすごく、その辺に期待しちゃいけないかと思ったけどその後はそんなことはなく。予算かなあ。
色の付いた思い出はわかりやすく綺麗だった。
ちなみに性愛表現によるR18+指定だけどそこまで激しくはない。
ほとんどはR15+でもやっていけそうなくらいで、なぜその縛りがないのにそんな不自然なことをするのかと感じた場面もある。
後から知ったこととして、今時らしくインティマシー・コーディネーターの方が入っていたそう。
今後業界として絶対に必要なことだと思うけど、作品としてのバランスを取るのがとても難しそうで監督の手腕が問われる気がする。
まあ今回のがそれによるものかどうかは知らないけども。
2023/12/12 テアトル新宿