床ずれ

首の床ずれのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.0
キッチュでグロテスクな中世日本。『アウトレイジ』のセルフパロディという感じで面白かった。
冒頭で、首のない胴体から蟹が出てくるところは鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』みたいだし、武士たちが堂々と同性愛するところは大島渚の『御法度』だし、シュールで夢幻的なシーンは黒澤明の『夢』そのものだった。
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