本能寺の変を中心にした戦国映画
北野映画はほぼ観てます（いま調べたらDollsだけ観てなかった、なんか悲しそうで…）
予告を観てわかるように、初期の詩情あふれた雰囲気で台詞や説明ほとんど無い路線ではなく『座頭市』や『アウトレイジ』シリーズなどの様に台詞やリアクション満載で万人が楽しめるエンタメ路線の北野映画。一言で言うと戦国アウトレイジ
いや、『アウトレイジ』ではまだカッコつけたシーンがまだあったが本作にはそれが一切ない。特にたけし本人が演じる秀吉はそれが顕著で、爆笑ウルトラクイズめいた川渡りとか「光秀は上手くやれるかなあ～！？」などと思ったこと全部大声で言うのが可笑しい。秀吉は一切かっこいいセリフやカッコいいシーンがなく殆どコメディリリーフみたいな感じでバラエティの司会進行みたいな役割で物語を進める
この、めちゃくちゃカッコつけたシーンを撮るのが得意だったたけしが、そのテクニックをわざと一切使わず全然カッコつけてない愉快なシーンに全力を出している。それが逆に、昔のカッコいいキタノブルーよりも「カッコいい…」と真に思った（勿論、自分の映画だからカッコつけたければつけてもいいけどね）
他には後半、舞いを見た信長の独り言、終盤の村重に対する光秀の本心などに凄く感動しました。
というか良いとこや気になるとこ全部書いたら長くなるので感想はブログに書いたので、ここでは特に好きだった要素だけ書いた
ブログに感想書きました
https://gock221b.hatenablog.com/entry/2023/11/24/183532
