ラール

首のラールのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

打算で動く中世的な武士たちの騙し合いが描かれる中で、「俺は百姓だ」と言い放ち、武士の常識やモラルに囚われないことで一歩先を行く秀吉像が斬新だった。
特に、皆が手柄のために「首」に執着する一方で、秀吉が生死さえ分かれば首なんかどうでもいいと言うシーンは、主人公自身が作品のタイトルをちゃぶ台返しする爽快さがあり、最高のエンディングだった。
ラール

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