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首のlvsのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.6
予告の公開時からずっと観たいと思っていた北野映画最新作。衆道は武士のたしなみだと聞いた事はあるが、まあ男色の多いこと多いこと。
北野映画には大好きな物もあまり好きでないものもあるが、どちらかと言えばこれは後者で、ぶっちゃけ期待はずれだった。

信長や家康、秀吉の年齢設定が滅茶苦茶な事はエンタメなので百歩譲るとしても、単純にストーリーに魅力を感じない。
構想に30年かけたとの事だが、30年くらい前に「チャンバラ映画撮りたいな」って考えていた事を、ふと思い出して実行しただけなんじゃないかとすら思える。

キャストは日本のベテラン俳優勢揃いといった感じで見応えがあるが、方言や役者の年齢等の問題もあり、聞き取れないセリフも多々あった。時に邦画は、洋画よりも字幕が欲しくなる。

色々と笑いどころは多かったが、特にこのシーンがというような所もなく、タイトルの通り、首がやたら飛んでた映画だったな。
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