元気そうで 何より
NETFLIXにて鑑賞
オフィス北野からの独立や 角川とのトラブルが聞こえてきて 中々公開されないで心配していたが 公開されて何より
上記の件が良くない影響を与えてないだろうかと心配していたんですが それは杞憂でした
結果約6年ぶりの新作となった今作は「歴史」という しかも日本人には特にお馴染みの時代を切り取って「史実・事実・現実」という明確な「正解」がある出来事を題材としている
コレは監督 北野武としては チャレンジングな企画だったと思う
私自身が歴史に詳しくないので 特に気になる部分はなかったが きっと歴史好きな人には 諸々ツッコミどころはあるんでしょう
ただ ドキュメンタリーでもないし そもそも北野武にそれら正確性や再現性を求めるのも野暮でしょう
ただ「妄想・空想」というよりは「こういう事が行われたに違いない」という 武なりの解釈を映像化したという感じ
前述の諸々を踏まえて 2003年『座頭市』のように「あぁ 本当に撮りたくなかったんだな~」と伝わって来るような悲しさは無く むしろ楽しそうに「撮りたい物が撮れた」という印象で ファンとしては一安心
ただ 過去作と比較しても中庸な出来
正直「武ファン」でも無ければ お勧めはしない作品