イシダコ

パトリシア・ハイスミスに恋してのイシダコのレビュー・感想・評価

4.0
ドキュメンタリーとしての切り込みは浅い方だけれど、それでもパトリシア・ハイスミス自体のモテモテなカリスマ性と孤独の一面を併せ持った人となりはやはり充分に魅力がある。そして『キャロル』がいかに重要な一作であったか、改めてその存在の尊さを思い知る。『アル中女の肖像』を始めとするオッティンガー再評価の年に、まさか元恋人同士の関係だったとは知らず(ハイスミスと31歳差!)、ここでもタベア・ブルーメンシャインが出てきたことに心底驚かされた…… 
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