はい、本日は酔拳って言葉に釣られての、中国Ｂ級アクションに手を伸ばしましたが…全く酔えずじまいw

うん、酔拳の祖と言われる蘇乞児(蘇化子)が主役で、イケメンってな時点でおいおいとツッコミたくなったが…肝心のアクションも、酒を呑んで強いのは分かったが、らしい技は見られず。

で、パイレーツで海賊絡みながらも船のシーンも取って付けた感じで…その海賊が日本の武将で、結局は中国万歳なラスト。

そう、終盤で武術家たちが決起するが、その後の全く無意味な演出には呆れてしまった。

えー、美女が登場してラブコメ要素があってもね…ドランクなＤ級作品でしたw

副題に酔拳とあるようにユエンシャオティエンが酔拳で演じていた蘇化子が主人公の一本
日本の海賊との対決を描いている


国を脅かす日本の海賊を蘇化子が民を率いて征伐するというお話
カンフー映画ではよくあるパターンのストーリーではなるんだけど、セリフの節々にワンチャイ英雄復活のような大陸のメッセージが感じられ、ここは人によっては嫌悪感を覚えるかもしれない
ここが良かった！とかはないんだけど、コミカルなテイストでテンポよくアクションを交えながら進んでいくので飽きずには見ることはできた


アクションはアクションスターが徐少強しか出ていないということを考慮したらまぁ見れなくはない
でも酔拳のアクションがそこまで酔ってる感がなかったり、アングルが緩かったりと決していいとはいえない
徐少強のアクションも用意されているんだけど、兜を被っているので本人か分からないしスタントダブルだとしてもクオリティはイマイチ
そういえば本作で27分頃のアクションでドラゴンキングダムのジャッキーと李連杰の対決で流れるBGMがまんま使われててびっくり…カンフーフィストでもあったけど凄いな、大陸！


香港映画を見てきた人なら割と馴染み深い設定なので見れないことはないけど、映画として面白いかと聞かれると…な作品でした

2024.6.14　アマプラ