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キリエのうたのわのネタバレレビュー・内容・結末

キリエのうた(2023年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

公開初日、推しであるアイナ・ジ・エンドの勇姿を見届けた。
感無量。パンフレットを読んで、この映画はアイナさんありきの、アイナさんでなければいけなかった作品だったんだと知り、自分にとって大切なアーティストがその様な存在で役者として出演していることが誇らしく嬉しさでいっぱいになった。
BiSHの活動と並行しながら撮影もされていたようで、解散間際の忙しさもあったし本当に大変だったろうなと思った。そんな中でも、この作品の中でも魂を削るかのような歌唱シーンの数々、関心した。
3時間近くもある上映時間だったが、全く苦にはならなかった。時間軸がバラバラだが、登場人物一人一人の人柄、生き様を深く考えながら見ていくと、監督の思いも伝わってくる。被災地の出身者である監督が、真正面から震災を描き、表現していることに感銘を受けた。今を生きる日本人にとって3.11に誰しも様々な思いがあると思うが、私はこの映画をみて、この日にまたキリエのうたをまた思い出すだろう。
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