みんな無力でどうしようもなくて最悪な状況なのに、それでも一瞬一瞬のシーンに美しさを掬い上げる感じがどんぴしゃ刺さった。岩井俊二の描く世界観好きだ〜辛いしえぐいし2回は見たくないけど、見れたことをとてもよかったと思える。
松村北斗ハマり役すぎ。人間味えぐすぎ。しみる。心地の良い余韻…粗品がさらっと馴染んでるのもジワジワきた
人間って皆弱くてずるくて、社会に対して無力だったり気持ちだけじゃどうしようもなかったりして罪悪感に殺されそうになる時があるけど、そんなやりきれない気持ちに居場所を与えてくれるのが音楽なんだよなあ。
見て見ぬふりしてやり過ごすことのできない人たちにとって音楽は救いなんだよなあってことを思い出させてくれる映画だった。
