Iair

キリエのうたのIairのネタバレレビュー・内容・結末

キリエのうた(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二で育っているので最高だった。
過去作を想起させるストーリーの流れとか、モチーフとか、色味とか、ああこれはスワロウテイルみたい、ここはピクニックだ、リップヴァンだとか思いながら観れて楽しかった。
岩井俊二とアイナという表現者が出会ってくれてよかった。

・マオリはあれだけ女を使って金を稼ぐことに嫌悪感を抱いてたけど結局はイッコとなって同じことをしていた、抜け出せない呪縛…
・なっちゃんは良い意味でも悪い意味でも超普通の育ちのいい男子高校生、素直なところが短所だし長所
・キリエはとんでもないな(褒めてる)あんな信仰深くて愛の溢れてそうな家庭で可愛い妹もいて、それでいてエキセントリックな雰囲気が出てる背景が気になった、エロい
・お馴染みの岩井組にほっこり
・黒木華の関西弁はとてもいい
・突然の七尾旅人
・地震のあとのなっちゃん母の呑気さがリアルだなと思った。地震のところは結構トリガーになるシーン多い。
・外リハシーン良い、begin againがリファレンス?
・ルカの幼少期の子が岩井俊二作品顔すぎるので今後期待
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