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キリエのうたのChiのレビュー・感想・評価

キリエのうた(2023年製作の映画)
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モラルで治安が守られている環境に長くいる私たちに、それが全てではないと疑問を抱かせてくれる。学校のルールや社会の制度が、必ずしも正解ではないかもしれないこと。逆に、法律で裁けない罪を背負って生きていくこと。
私的に前半少し過ぎたくらいからずっと苦しかった。一方で、心のままに動く人物たちに救われる。
松村北斗さん、本当に映画向きの声。アイナジエンドさんの歌、普段自分がエモーショナルになるようなジャンルではないのに、彼女が歌う度に言葉にできない感情が。そして広瀬すずちゃん、岩井俊二さんの映画ではなぜか別の誰かみたいになる。最終的にエンドロールで名前出てきただけで涙出そうになった。
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