夜は短し

キリエのうたの夜は短しのレビュー・感想・評価

キリエのうた(2023年製作の映画)
3.3
私の中で岩井俊二作品で好きなのは、打ち上げ花火とラブレターであり、これらは30年前の作品。以降、岩井俊二作品を見てきましたが理解が難しい作品などが多くなったと思う。ラブレター公開時には、「岩井監督は天才だけど誰でもわかる作品を作っている」という、山口智子の話が今でも覚えている。当時のような難しくなく評価が分かれないような作品を期待している訳ですが今回は、アイナの映画であり、アイナは素晴らしかったと思う。ストーリーも良かったと感じますが、なんだろう、私の理解力がに無いせいか、盛り上がりにかけるというか、最後はもっと盛り上げてほしかったというか。なお、私的に粗品が出たところで気持ちが萎えてしまった。