なんだろ〜〜〜、岩井俊二監督作品がほぼ初めて（大昔に花とアリスを見たことあるような気がするが記憶がない）で、
3時間という長さにびびりながら映画館で鑑賞。
メイン3人の人生のある期間を見た！！！という感じ。
これが群像劇ってやつか〜。なるほど。
キリエの天涯孤独の人生、大好きな人と出会っても、気がついたらすぐに引き離されて。今の楽しさが続いてほしいと思う気持ちとか。
夏彦のずっと心にあること、守りたいものが何度も守れなかったと思っちゃうこととか。
イッコちゃん、大学行けなかったあたりか、もしくはそのずっと前から絶望があったんだろ〜なとか。
それぞれの関係性（キリエとイッコ、イッコと夏彦、夏彦とキリエ）が幸せと言い切れるほど単純なものではなくて。思えばみんなでギターを弾いていた瞬間が一番幸せだったのかもしれないな。
一つ一つのエピソードを丁寧に積み重ねていってるから、人生が心にしみてきた。これが3時間か〜。
最後の二人の雪のシーン、まだ辛いことが終わる前で幸せそうで、よかったよな〜〜。
