公開されて少し経ちますが、ようやく鑑賞できました。
予備知識なしで見ると、相当混乱するだろうなぁと思いながら観てましたが、そんな私も事前に原作を読んだ程度の知識。でも最初から付いていけた(笑)
複数の主要人物たちが過去と現在を行き来しながら複層的に描かれるパラレルワールド。
さらに主演のアイナが路花と姉のキリエの2人を演じているところもややこしくさせる一因かもしれません。
作品としては岩井ワールド全開で映像やカットも独特で綺麗だし、音楽も心地よいし、178分という長尺を感じさせません。
そして最大の魅力は主演のアイナ・ジ・エンド。
私はBiSH時代からアイナを推していたので、少し甘めに評価してしまうところもあると思いますが、歌、ダンス、表情などすべての面で彼女の非凡さが伝わるし、彼女の魅力を最大限に感じることができる作品に仕上がっていると思います。
でも、アイナの演技は及第点だけど、姉の配役は違う方でもよかったのかなーと。
そして一番伝えたいのは広瀬すずの可愛さMAXなところ。
松村北斗の演技も良かった。
とにかく劇場でアイナのハスキーヴォイスを存分に味わいながら観るのがおすすめです。