映画 キリエのうた(2023)日本/178分
監督.脚本.原作 岩井俊二
主演 アイナ・ジ・エンド 松村北斗
黒木華 広瀬すず 村上虹郎
粗品(霜降り明星)
ロバート・キャンベル 樋口真嗣
主題歌 Kyrie
良すぎてやばい。全員がMVPに輝ける作品。面白かった。
アイナジエンドの歌声が館内で響き渡った時に奇跡が起きる、それが確信できる大変満足のいく素晴らしい作品だった。
2011年と2018年と2023年が同時進行で描かれていって、何故これがこうなのかが段々と明らかになっていくストーリー。
確かに約3時間もあるから長かったけど見応えが物凄くあって感動した。
東日本大震災が無ければと想う。
クライマックスの新宿中央公園で全ての警察などの権力、路上許可証をぶちのめすキリエ(ルカ)の歌声に涙出てしまった、今までルールとか規則によって離れ離れになることが多かった人間関係だったけどそれを吹き飛ばしたのが素敵。
観客とアーティストが一体化してた。
新宿中央公園すごい思い出深い場所だから更に良かった。
イッコ......素敵な女性だった......。
制服姿の広瀬すずのアイナジエンドが今回めっちゃしっくりきてて良かった。どこにでもいそうな女子高生って感じがたまらん。
アイナジエンドが体張ってたけど、今回本作で彼女の勇姿を観れたのが嬉しかった。
下着姿でしかも子を身篭った女子中学生？が、洗面台で大地震に遭遇する恐怖のシチュエーションは見事かも。
ルカが震災で亡くなった姉の名前で今後生きてくんのかなと思うと良い。
なっちゃんの家の祖父と祖母の幽霊のシーンすごい細かいね。
岩井俊二監督作品の演出と映像美はもう大好物。彼に素晴らしい作品を今後も沢山撮って欲しい。
