鑑賞日、12月25日。
最近、この時期になると必ず話す会話。
「一年て早いですね〜」
毎日、同じことの繰り返しであっという間に過ぎる時間。
けど、この作品を観て改めて気付きます。
毎日、決めたルーティーンで同じ様に生活をしても、その日その日で必ず何か違うことが起こる。決して同じ日なんてないんだ、と。
主人公が愛おしそうに写真に撮る木漏れ日。そんな風に毎日を愛おしく大切に生きたい。なんて思ったりする。最後の笑ってるのか泣きそうなのか、なんとも言えない表情がいい。
風景だったり音楽だったりとても良いんですが、やっぱり役所広司の演技が素晴らしい。
外国の映画に出演した時に言葉の壁を感じたと何かのインタビューで話してたらしいですが、このセリフの少ない至って普通の男の演技でカンヌ映画祭男優賞を受賞。素晴らしい。
おめでとうございます。