このレビューはネタバレを含みます
エンドロールが英語だったとき、海外を狙ってるんだったと思い返した。日本はトイレが綺麗と言われていて、題材的にも海外ウケが良いように思う。
さて、内容としてはトイレ掃除という、いわば下に見られがちな職業。それでもなお、そこには日々の中でドラマがある。小さな幸せを大切にしたり、それぞれの登場人物との間での出来事がとても心地よい。
清掃員さんに感謝の気持ちを忘れないようにしようと思った。
浮き沈みはあろうとも、いや、あるからこそ、どんな人生もどんな日々も素晴らしい。
見終わったあと、改めてこの映画のタイトルを考える。「Perfect days」。あぁ、なんとぴったりなタイトルだろうと、微笑んでしまう。そんな映画だった。