risa

PERFECT DAYSのrisaのレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.5
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山の静かな日々を描く。セリフが少なく同じ風景が何度も映る中、確実に毎日は変化している。
木がつくりだす光と影、その一瞬にしかない木漏れ日。カセットテープと古本、部屋の中で大切に育てられる植物たち。
嫌なこともあれば、良いこともある。そんな当たり前のことを愛おしく思えたら。
「この世界にはつながっている世界と、そうでない世界がある」
詩的な世界に住む人間からは、きっとお金の匂いも香水の香りもしない。それらをもっていても隠しきれないほどの、ひだまりや土や古い本棚の、自然の温かい香りがきっとする。
「今は今、今度は今度」
約束に意味がないことを知っているから、今この瞬間を大切に生きる。いつかわからないから、楽しみなこともある。
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