毎日同じことの繰り返しを丁寧に生きる主人公。ほぼ僧侶のようだ。
パターソンっぽい感じも少しある。
それもまた良き。好きです。
登場人物全員が気になる。
でも深掘りしないところが、また良き。
車で聞くカセットテープの音楽もすごく良き。
ニーナ・シモンのfeeling good で終わっちゃうのは少しベタな感じが…。
作品が良すぎて曲に対する期待値がどんどん高くなりすぎてしまった。
一人で生きていくという生き方に対して、年を重ねるごとにネガティブなイメージが強かったけど、誰と居ても、独りでも、それぞれの世界の中で、自由に、楽しんで生きていくことの大切さを痛感した。