かない

PERFECT DAYSのかないのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

淡々とした生活の中でも木々、隣人を愛し楽しさを感じる事のできる平山。だけど結局寂しさは募っていって笑いながら泣くっていうラストシーンという風に捉えた。誰もが孤独を感じて生きていくわけで、俺もこうなるのかなとか考えながら観ていたら嗚咽しながら泣いていた。世界は繋がりあってるようで別々の世界があるっていうシーン、自分が長い片思いで失恋したあの子とも、生きている世界が違ったのかもしれないと考える。その後、トイレ掃除の仕事をしてる事を軽蔑するような、憐れむような目で見てくる妹を抱きしめる。妹もそれを拒まない。生きている世界が違くても愛はある。
スカイツリーが要所要所で出てくるからその子の事を思い出して、それも辛かった。
かない

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