このレビューはネタバレを含みます
優しい映画だったな
多分、あの仕事であの生活を送っている人はいないだろうけれど平山さんを描く上ではとても合っていたなぁと思った。
あの生活になるためにはたくさんのものを埋めたんだろうなと思っていたら、それを示すような一室が出てきて一体どれだけの葛藤があったのだろうと想像してしまった。
色んなものから自分を守って、守って、やっと自分を抱きしめることのできる完璧な日常を築いたんだろうか…と考えてしまう描写がそこかしこにあって言葉にできない感情になった。
自分の周りにいる似たような人を思い出しながら儚い完璧な日常のその先に想いを馳せてしまった。
周りの人の普段の演技が凄すぎて平山さんの異質さが浮かび上がるのすごいし監督?の日本の公園と酒場の解像度高すぎてびっくりしました。
2024.02