このレビューはネタバレを含みます
好きな人には申し訳ないんですけど、最悪でした。この映画は欺瞞です。
インテリの為の理想の貧乏を描いた映画としか思えませんでした。一見貧乏に見えるが、それをファッションとして演出してる。生活の侘しささえ。
「何も持ってない僕だけど、日々に小さな幸せを見つけてるんだ」みたいなことかと思ったら、湧いて出てきた恋と友情。全部手に入れようとしてるじゃんってなった。題材が清掃員なのも、貧困層をバカにしてないですか？
起きる不幸もどれも丁度いいものばかりで、「老後はこんな感じに過ごすのもアリかな？♪」みたいに思ってる高学歴ジジイのなろう系小説です。生活ポルノです。嫌な気分になりました。
