平山が見せたい平山だけでできてる映画、というのがまず最初の感想。だから悪いという訳ではないけど。
おそらくきちんとした教育を受けて一般的もしくはそれ以上の社会的地位に就いていた彼が何を諦め、何を悟ってあの生活をすることに決めたのか、それがもっと切実に描かれれば、妹との対面後、彼と一緒に泣いてた気がする。
ある意味、社会的地位のある役所広司が平山を演じることと、平山があの生活を送ることはマッチ度が高いなと。
平山にしっかり実存感があったのは流石の演技力と思った。
実存感はあるけど、一般的な清掃員のリアルとはだいぶ違いそう。そこら辺はあまり好みではない。
ただのお店のママのはずなのに歌がうますぎる石川さゆり面白かった笑