このレビューはネタバレを含みます
役所広司主演
WIM WENDERS監督
東京のスカイツリーの近くに住む平山さん。渋谷のトイレを誇りを持って掃除している。
変わらない日常、完璧な日々。この人がどんな経緯でこの生活に至ったのか気になる限りだ。
おそらく5年くらいこの生活をしているらしい、妹がドライバー付きの車から出て悪気はなく「こんな家に住んでるの？」というところや女将のいる居酒屋での離婚の話を見るに、何かしらの過去があって、細々と今の生活を生きているように読み取れる。
今は、今と生活を送る中、最後にはこれまでの悔しさ？や経験を振り返る涙と笑みが重層的に溢れ出す。
東京の素晴らしい情景と、そこに暮らす人の人生の一端を見れる素晴らしい作品でした。
よかった点
①圧倒的役所広治
①トイレ 田村奈緒さんなど、渋谷のトイレを取り上げてもらったこと
②いい趣味の盛り合わせ 本、カセットで聞く音楽、カメラ、銭湯、居酒屋
たぶん、ジャパンの生活感が全世界に刺さるんだろうな。
