朝のバイトを終わらせて少々疲労が溜まって見たから、木漏れ日をみるたび体力が緩やかに戻ってくる感覚がよかった。
平山の毎日の一部を見ただけなのに、日々の機微の変化にふふふとなる映画だった。
トイレがたくさん見れるとこもいいけど、
濡れ新聞をペッペとたたみの上でちぎってホウキころがして掃除する平山、出勤の時にお気にのテープから今日のテーマソングをかける平山、好きな平山がたくさんある。
石川さゆりが言ってた"変わらないってできない"みたいな言葉が最後のシーンでより深く分かった。ニーナシモンの曲がかかって日差しに照らされた役所広司の顔が長く映るシーンをみてまた"変わること"も全部ひっくるめ愛おしいんですよね。
平山はモミジやらの植物を鉢植えで大切に育ててたので、わたしも1番興味があるヒヤシンスを育てるチャンスだと思った。
