宮沢賢治の「アメニモマケズ」を現代的に翻訳して映像化したらこんなかんじになるのかなぁとか思った。
平山サンと周りの人々との関わりが愛おしい。
特にアヤちゃんの、自分に響くものを教えてくれた人のことを衝動的に好きになっちゃう気持ち、わかるなーってなった😢
でもこの映画の演出で致命的に残念だなと思ったのがその音楽の使い方。有名な洋楽のポピュラーソングを随所で使いまくってるせいで映画音楽がもたらしてくれる新鮮な体験が損なわれてしまっていて本当に本当に惜しすぎた。 映画のタイトルにもなってるからルー・リードを使いたかったのはわかるよ、わかるんだけどもさ…っていう…。 ユニクロのコマーシャリズムが悪い意味で作品全体に浸透しているのを感じたのでこの点数にしました。
せっかくヴェンダースが日本で映画撮ってくれたんだからユニクロのお偉いさんは出しゃばらずにぜんぶプロデュースも彼の裁量に任せればよかったんじゃないか、と思います。