三浦友和との影踏み、短いけど確かな友情のシーン好き。ラストの役所広司の泣いてるような笑っているようなとこは引き込まれる。喜びや幸せを思って演じたと知ってびっくり。姪の登場、タカシの退職、行きつけのスナックのママの元夫などで変わっていく自分への寂しさ(嬉しさもある)かなと感じたので。
めちゃくちゃムカついたのも事実。(キャッチコピーや評論に)「こんなふうに生きていけたなら」ってキャッチコピーつけたやつは平山の音楽や本を愛しミニマムな生活がしたいだけであってトイレの清掃員を選ぶかって言うとそうはしないだろと。平山は選んでこの生活をしているって簡単な言葉で言うなよと。現実の選択肢がない人のことを考えてしまう。この辺りパンフの川上未映子さんの言葉に溜飲が下がる。
こんだけ感情が湧き上がるのもいい映画だからなんだろうな…