毎朝真新しい日を迎えるかのように、日常の中の小さな幸せを感じ取って過ごす平山。
その日の気分で車のBGMにする古いカセットテープから流れてくる音楽も、平山の心情が表れていて心地よかった。
普段は無口で日常をひたすらに繰り返すだけの映像ではあるけど、平山の決まりきったルーティーンに見える毎日が、自然の恵と共にあることで毎日が新しく、毎日が違った喜びに満ちていることが伝わって、それが神秘的にすら思える。
「今は今、今度は今度」という言葉が印象的で、幸せとは、今をどう見てどう感じ生きるか。見る角度によってこんなにも世界は美しいと、思わせてくれる言葉や空気感だった。
平山と関わる他人が同じ世界にいるはずなのに捉え方や考えが違うことも、平山の生き方をより印象付けるなと。
毎日色んな柵の中で生きなきゃいけない世の中で、忘れてしまいがちな目の前の大切なことに改めて気付かされるなぁ。
それにしても東京のパブリックトイレって、いまもはやアート並みに魅了される建物ばかり！
神社や銭湯、下町の風景なども日本(東京)を象徴するものばかりで、海外から高く評価されるのも頷ける〜。
ラストのFeeling good、歌詞をみると泣けてくる。。
70〜80年代のサントラも良かったからしばらくは聴きまくりたい🎧
木漏れ日がもっと好きになる、そしてアーシングしたくなる一作でした🌿
