このレビューはネタバレを含みます
毎日の暮らしを丁寧に誰にも流されずにそして誰のことも否定することもなく
他人から見たら地味な生活だけど、その中でも変化があったり色々な人たちとの交流もあって、そんな生き方もいいんじゃないかと言っている作品なのかと思ったが
ラストの後悔を感じさせる涙のシーンで
これは救われないよ..と暗く感じてしまった。
木漏れ日の中にある一瞬の輝きが随所随所に感じられたストーリーだったけど
『生きる希望がどこかにある』と少しでも前向きに感じさせてくれたらよかったなと思った
でも、役所さんなどの主要キャストや
田中泯さん、ほんの一瞬の研ナオコさん(調べてないので定かではないですが..)
松居大悟監督、石川さゆりさんなどの意外な方々で堅められていて
東京という舞台の色んな人間模様を感じられて良かった
姪っ子のシーンは
叔父役の役所さんと彼女が好きな物や感性が近くてそれが微笑ましくて
作品の中で1番好きだなと思う場面だった
(姪っ子役の方の演技素晴らしかった)
アートさを感じさせる雰囲気と
異国の方から見た東京という雰囲気がどこか感じられて
興味深く見るか、そうでないかで好みが分かれるんじゃないかと思った
劇場で観れて個人的には良かったです
