このレビューはネタバレを含みます
磨き上げられた生活のルーティン、決して裕福ではないけれど節制と趣味を両立した彼を見てどこか憧れてしまう(ちいかわのハチワレみたい)
当然このルーティンを壊すような出来事も起き普段感情を表に出さない彼の心を揺さぶる、それでも部屋を出て上を見上げる彼の顔が清々しのは何故か、きっと完璧な毎日を過ごすことでその機微を楽しむことが出来るのだろう、むしろ彼の生活はそのための儀式のようにも感じる
行きつけの居酒屋のママの過去を知ったことは生活に影響をするのか、それでもきっと完璧な日々が続くことを教えてくれるような夕日が眩しかった