刈谷日劇デビュー!
パンフレットが売り切れていたのが残念だった。
刹那として同じ瞬間が存在しない日常を楽しむこと、それはとても豊かであるように思えた。すごく充実した気持ちになれた。
裕福であることは重要でなく、規則的な生活を送ること、知恵を使って生活すること、周囲に目を向けること、日々の小さな楽しみを見つけること、顔見知りを作ること、変化やハプニングを楽しむこと、ときには怒ること、ときには泣くこと、ときには少年に還ること、これらがあれば豊かな気持ちになれるのかもと思った。
主人公平山はほとんど言葉を発しないため、人物像が掴めなかった。平山はどのような経緯でいまの生活に落ち着いたのだろう?都会の中での晴耕雨読の生活というか、とても品のある人物に思えた。妹との再会シーンで、背景がグッと厚みを増したように感じた。