このレビューはネタバレを含みます
物語としては物凄い事件が起きるとか運命的な出会いがあるって訳では無いのに、終始心地よい画面と音楽で「良いものを観たなあ」という鑑賞後
主人公がいつも静かに浮かべる笑み、実直に仕事をこなしささやかな幸せを楽しんでいる日常に穏やかであれ...!頼むから悲惨な事起こるなと願いながら観ていたw
でも定期的に入る夢のような不穏なシーンに加えて映画ではデザイナーズトイレがバンバンでてオシャレな一方、現実との対比が常に脳裏にチラついて悲哀で胸が締め付けられる良作でした
影踏みのシーン、思わず口元が緩んだあとに少し泣きそうになった
自分にとってはまさにこの場面で感じた事が今作の感想って感じ