PERFECT DAYSのまるたろのレビュー・感想・評価

非常に味わい深い作品。
ルーティンを大事にする平山の生活に、非日常的な出来事が起こるにつれ、徐々に平山は人生の意味を考えることを余儀なくされていったと思う。
スナックのママの元旦那がママを抱いたことと、姪を送り出す時に平山が妹を抱いたことが重なった。お互い言葉を尽くせなかったんだなと。
平山が最後に涙を流した意味はなんだったんだろうか。姪の家出やママの元旦那との交流などを通じて、自分が変わってきていることにポジティブな意味を見出したからなのかと感じた。