ディズニーのソウルフルワールドのような人生讃歌の映画かと思ったら、複雑でもやもやする内容だった。
トイレ掃除のおじさんでも日常に幸せは転がっているんだなと思わせる部分は、ソウルフルワールドに近いものがあるように感じたが、実は虚構?幻想?
家庭環境が複雑だったか、少なくとも家族と何かあったことは間違いないと思うが、本当は資産家でトイレ掃除は仮の姿?など、後半から謎が多い。
規則正しい生活を踏まえると前科者なのかもしれない。
また、その前のアヤから受けた唐突なほっぺにキス→ Lou Leedの「Perfect Day」の歌詞の件、観た時は呆気に取られたものの、ラストの涙から察するに人との関わりが持てたことに対する喜びだったのか。
ただそれ以上に、初対面の中年男性2人が飲酒後に影踏みして遊ぶというシーンは全くもって訳がわからなかった。
知らない曲が多かったものの、選曲の良いサントラがいい役割を果たしていた。ニーナシモンのFeeling Goodは素晴らしい使い方。
タカシのコメディのような演技だけ浮いていると感じたのは自分だけだろうか。
あとトイレ清掃員がジャーマントレーナーは履かなそう。