MINDTHEGAPさんの映画レビュー・感想・評価

MINDTHEGAP

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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

ほぼ薄暗い室内×重度の肥満症でまさに鯨のような男という内容なので躊躇していたが、ようやく鑑賞。

冒頭からキツイなぁと思っていたが、徐々に面白くなっていく。

別に彼の過去の行動が肯定できるものではな
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お家をさがそう(2009年製作の映画)

3.7

サムメンデスらしからぬほっこりコメディかと思いきや、どの親戚や友人も癖ありまたは苦悩ありのダークコメディだった。

レボリューショナリーロードやアメリカンビューティーで家族の崩壊を描いた後なので、「ど
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ミッキーのクリスマスキャロル(1983年製作の映画)

3.5

季節外れだけどなんとなく。

名作の良さを残しながら、26分にうまくまとまっており満足。

リボルバー(2005年製作の映画)

3.0

10数年前にガイリッチー×ステイサムということで期待してみたら、意味が分からず肩透かしを喰らった作品。
もう一度観てみる気になったものの、やっぱり訳がわからない。

前半はアニメパートがあるが、思い付
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.0

この監督の作品は初めて。
無表情×少ない台詞で成立する不思議さと、2023年の作品でありながら、40年くらいは前の作品なのではと思わせるノスタルジックな雰囲気に驚いた。

驚いたと同時に、正直合わなか
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ヤア!ブロード・ストリート(1984年製作の映画)

3.5

映画としての評価は散々なものの、曲が良いので一応観てみることに。

リンゴも出演しているし、ポールのミュージックビデオ中としてであれば一応楽しめる。

ただ映画のストーリーとしてはつまらないし、オチが
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トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.5

マイアミでコックニーアクセント×コワモテ(+ハゲ)の最強ドライバー、しかもアクションシーンはカンフーや空手の動きという、ジェイソンステイサムの魅力を存分に味わった。

トニースコット×デンゼルワシント
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.5

映像がとにかく美しく、特に髪の毛の質感は「本当は実写なのでは?」と思わせるほど。

ストーリーは王道だが、よくあるディズニーの内容ではある。

テーマソングは3回?登場してきてびっくりしたが、良い曲な
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.4

残念ながら劇場鑑賞できなかった作品。前作より面白かった。

盛り沢山で長尺ながら、展開が早いので全く飽きさせず2.5時間があっという間。
盛り沢山で大胆な展開が多いので、インド映画みたいだなと思った。
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

2.5

ディズニーランドで音楽が印象深く好きなアトラクションなので一応観てみた。

評価も低そうなので期待はしていなかったものの、薄い話を何とか2時間にしたという印象。90分未満で十分。

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.0

1作目が好きなので、ラストというならと一応観た。

風変わりなバディモノとしてはネタ切れだとしか思えなかった。
科学者も軍人も全くもって邪魔なストーリーだし、都合よくおかしな家族が出てくるのもモヤモヤ
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ナイトビッチ(2024年製作の映画)

3.6

大したことをしていないはずなのに、いつの間にか夜になってしまった。したいことがあるもののどう考えても無理。子育てからくるこういう絶望感を、夜になると野生化してしまうとデフォルメして描いたブラックコメデ>>続きを読む

Steve(2010年製作の映画)

3.0

ちょっと危険な隣人が3日連続紅茶目当てで訪ねてくる話。
支離滅裂+唐突な謎の質問に困惑し、しまいには真剣な眼差しで「お湯沸かせ」と...笑いと恐怖がじわじわ来る。

グレーのスーツでまともそうに見えて
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ジャック・ジャックとエドナおばたん(2018年製作の映画)

3.0

むしろ子供嫌いでも不思議じゃない雰囲気があったと思ったのに、散々部屋を荒らされても全く動じない謎のエドナ「おばたん」。

生まれて数ヶ月くらいに見た目に見えるが、何故かクッキー食べる設定は謎。

バック・イン・アクション(2025年製作の映画)

3.6

首を長くして待っていた作品。

2人が主演ということで、作風は王道なアクションスパイコメディ。コメディ色はそれほど強くなく、また3世代の家族愛が臭すぎない形で綺麗に描かれているのが良かった。

世界的
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ジャック・ジャック・アタック!(2005年製作の映画)

3.0

スピンオフ短編。

ジャックジャックのような特殊能力がなくても、子育てはこんな感じだということを面白おかしく描いている。

なぜ一般の人に預けるのかはまったくもって謎。笑

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.7

前作が面白かったので鑑賞。

ママが主役の物語で、どの家庭にもある現代社会らしいテーマになっている。全体的に実は大人向けの内容だと思う。ママの特殊能力は殆どスパイダーマンだな。

前作と同様テンポの良
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.9

ミッドライフクライシスに直面するスーパーヒーローという珍しい設定。

CGアニメでありながら、60年代初頭と思われる時代設定で、全体的にミッドセンチュリーな雰囲気のあるデザイン。
真っ赤なスーツを着た
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.0

ブレットトレインがハマらなかったので躊躇していたが漸く。

スタントダブルがテーマなだけあって、実写アクションに徹して、エンドロールでもスタントや裏方の仕事を讃えるような演出はよかった。

ただラブコ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.5

やや大人向けのディズニー作品。
ポリコレの捉え方に疑問が残るディズニーが、モアナに続いて王道の美人を主演にしなかった作品。

夢や希望は持っていること自体が素晴らしい、というメッセージ自体は素直に良か
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.6

5年ほど前に一度途中で断念したものの、気が変わり、よりによって冬休み初日に観た。

序盤から既に父親がまともそうではなく、夫婦関係も親子関係も不自然に思えてならなかった。
舞台となるホテルはとにかくだ
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.0

最近まで存在すら知らなかったが興味本位で鑑賞。

冒頭でシュワルツネッガーの腕の太さに驚いたが、それ以上に、時代感のある奇想天外で猥雑な特殊メイクが強烈だった。


ただセットは小道具感というかB級感
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

3.5

サンタを信じなくなった≒子供でなくなりつつある子供が驚きの旅に出る物語。

ポスター?も暗い冬の夜だし、ストーリーもやや地味目に感じたものの、躍動感ある映像がアトラクションのようで楽しめた。

トムハ
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.6

事前情報にほとんど触れていない状態で観た。
戦争カメラマンとジャーナリストの眼を通して、架空のアメリカ内戦を描くという驚きの設定。
戦争ジャーナリストが如何に命を削っているかがよくわかった。

キルス
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SING/シング: Thriller(2024年製作の映画)

3.0

マイケルジャクソンのスリラーMVを久方ぶりに観てから鑑賞。
適度なオマージュで笑える部分もありそれなりに楽しめた。 

内容よりも、MVの存在意義を変えたスリラーが、2024年になってもこんな形でネタ
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.8

久しぶりにこういう真っ直ぐなアクションスリラーを観た気がする。 

中盤からハラハラが続く展開で、イーサンが元警官志望×元陸上選手という設定が良く効いていたし、終盤のスーツケースのサイズが肝になってい
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JOY: 奇跡が生まれたとき(2024年製作の映画)

3.5

冒頭、ケンブリッジの秋色の街並みに、トーマシン・マッケンジーの着るオレンジ色のチェックコートが映える!

看護師ながら使命感と(恐らく)自分の代わりと思いながら直向きに頑張る彼女の姿が素晴らしかった。
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.8

何故元妻が出てこないのか、何故処方箋ではなく医師からの直接手渡しなのかという疑問があったが...完全に騙された...。気がつく人は気がつくのかもしれないが、素晴らしい脚本だと思う。

騙された後の希望
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あの年のクリスマス(2024年製作の映画)

3.7

イングランド サフォークにある架空の街ウェリントンオンザシーを舞台にしたクリスマスアニメ。
(NZのウェリントンではない)

予定調和ではあるものの、リチャードカーティスが脚本というだけあってかしっか
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.7

優しそうなイメージのあるサンタが、ジョンウィック、イコライザー、MRノーバディのように無敵おじさんという新しい切り口!

かつホームアローンへのオマージュありでコメディ要素が強めなので、バイオレンスも
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今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる(2024年製作の映画)

2.5

日本語タイトルに語弊があり。マーケティングのドキュメンタリーかと思いきや、中盤以降は環境問題のドキュメンタリーだった。

デジタルとファッション業界の闇を知るドキュメンタリーとしては一応楽しめた。
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ビートルズ ‘64(2024年製作の映画)

3.5

ロンハワード監督作のEIGHT DAYS A WEEKがツアー時代までドキュメンタリーであるのに対して、こちらは64年のアメリカ上陸に絞った作品。

スモーキーロビンソンなどカバー元へのインタビューが
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眠れる森の美女(1959年製作の映画)

3.5

妖精3人の有能さとコミカルなキャラクター、怖すぎるマレフィセント、美しい画など見どころが多いと思った。  

ストーリーはいつも通りのディズニープリンセスでさあるけど、ある意味同じようにあっという間に
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ブリッツ ロンドン大空襲(2024年製作の映画)

3.0

何が描きたかったのかよくわからなかったというのが正直な感想。
人種問題と子供から観た戦争というのはわかるが、子供が大胆な行動に出たがために様々な困難を経験するので、そもそもこの子が素直にしていたら。。
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タキシード(2002年製作の映画)

2.5

ジャッキーチェンにありがちなアクションコメディ。
肝心のアクションがまあまあだったので、少ししたら全部忘れそうな内容だった。

当然ボンドオマージュありだが、特に面白くなかった。

ジョン・レノン 失われた週末(2022年製作の映画)

3.7

一応観るかくらいのつもりだったのに、思いの外完成度の高い作品だった。

シンシアとジュリアンとの関係を取り持ったり、クリエイティブ面のサポートもかなり行っていたとは。

それよりも驚いたのが、ヨーコが
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