このレビューはネタバレを含みます
いや、ほんまにパーフェクトやな。
そのような映画でした。
トイレを掃除する広司、
花に水をやる広司、
写真を撮る広司、
本を読む広司、
カセットテープを聴く広司、
ヤマザキ春の広司フェスティバル、と言った感じでしょうか?
特別なことをしていないのに、何気ない広司のルーティーンはとにかく「オシャンティ」。
小さな幸せをキャッチング出来る、もはや才能ではないでしょうか。
唯一、広司が激おこだったのが、
おトイレ掃除のパートナーが代わり、上司?からの指示で過酷な仕事をさせられたシーン。
元おトイレ掃除仲間のタカシに、どちゃくそに振り回されても全く怒らなかった広司があんなにも激おこだったのは、
関係性も出来上がっていない上に、
無理な指示をされて、大事なルーティーンを崩されたからなのかな?
わからんぴん
最後の広司の涙も、生きてりゃそりゃあ泣きたい日もあるよね。何も起きなくても。何かあっても。
俺だってあるし、みんなあるわな。
だから、なんだか泣けてくる(ウルフルズ)
その日はたまたまそんな日だったんかな?
わからんぴん
とにかく俺も、小さくて普段は見落としちゃうような幸せを、キャッチング出来る人間になりたいですわ
「今度は今度、今は今」
完