きよ坊

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命のきよ坊のレビュー・感想・評価

4.0
ユダヤ教徒の家庭に雇われていたカトリックの使用人が、一家の子息に勝手にカトリックの洗礼を授けてしまう。
教皇ピウス9世の承認を受けたというお墨付きでユダヤ教の家族から引き離されたという実話。
んなバカな〜
かくれユダヤ教として生きて家族に戻ってきてほしい話なのだが、6歳のときに拉致されており、その洗脳を解くにはあまりにも信仰の壁は高すぎた。
信仰によりどれだけの人を傷つけたのか、エドガルドにその罪を背負わせるにはあまりにも理不尽、
当時のカトリックの所業はまるでカルト、今に通じる新興宗教の不自由さに通底。
きよ坊

きよ坊