一番の衝撃シーン
「それってそんな簡単に抜けるん⁉️」
常に思ってることで、もしかしたら前にも書いた気がしないでもないのだけど、宗教に救われてる人と、宗教のせいで死んでる人・苦しんでる人どっちが多いんだろう?と思う
本人の意志もなく、家族も知らぬ間に“洗礼”が行われたがゆえに「洗礼やったんだからお前こっちの宗教決定だからな」みたいな感じで
「先にツバつけたんだからウチのもんな」な理由で強引にさらわれ改宗させられ親の元にも帰してもらえない少年エドガルドの“実話”
洗礼って束縛な恋人以上に拘束力強いらしい
1850年代というと昔といえば昔の出来事なのかもだけど、現代だって宗教は裏で何やってるかわからないという偏見を持ってる自分としては「やっぱ宗教だよ。これだよ…」と呆れてしまった
ポスターを一見すると、宗教と小児愛が絡むタブーなものかと思がちだけどそうではない作品
ただこの映画、自分はすごい期待していただけに期待していたからこそ、こうじゃないというか望んだよりもざっくりしてた。
ゆえにスコアは期待しすぎた故にちょっと低くなっちゃったかも。
何より唐突に10年という時を経ていて、その間に起こった重要な出来事の際にエドガルドと家族の間がどんな関係だったのかとか、そのへんがわからず置いてけぼりを食った面も。
それと、なんか自分には音楽が似合わないと思える箇所があった。
こういう時代には教皇だとかを笑い物にする芝居とかあったりで、そういうイメージからなのか、陽気なテンポの曲はこの作品には不釣り合いだった気がする
宗教にすがる人間の気持ちもわからないし、宗教を押し付ける人間も理解できない自分には、ある意味まぁまぁな胸糞映画だった
⚠️ここから少しだけネタバレ⚠️
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最初に書いた「簡単に抜ける」は十字架に磔にされてるキリストの杭
これはエドガルドの妄想とかの中でなのだろうけど、あまりにスポスポ抜けてビックリした
更にお父さん、すごい大事なこと2回も言い忘れちゃ…さすがにダメだよ…
そしてエドガルド
あまりに空気読めない少年になってて、おじさんちょっと引いちゃったよ