これは見応えあった
出会えてよかった作品
私はこういう映画が見たい
ユダヤ教とキリスト教、イタリアの歴史、当時の社会情勢、それぞれのおかれた立場、少年とその家族の心理を丁寧に、かつ未知の者にも程よくわかりやすくシンプルに説明してくれていてありがたかったし、映画として気を衒いすぎずかといって退屈でもないバランスが心地よかった
イタリア語(と方言)、ラテン語、ヘブライ語それぞれの言語の響きも興味深かった
史実を知らずに見ていたら結末はかなり衝撃的…!
まだまだ考えさせられる
『沈黙』も思い出した
それと自然すぎて忘れてたけど後で思えばエドガルド少年の演技力すばらしかったな…面会に来た母親とのシーンとか
青年エドガルドも何か精神に混乱をきたしているのではと思わせる目つき、支離滅裂さが印象的だった