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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命のmmmのレビュー・感想・評価

3.5
絶対的に信仰してる宗教がないから、本質的に理解するのが難しい。
誰がなにを信仰してても勝手だけど、他人に(しかも子どもに)押し付けるのはただのエゴでしかないし寒気がするくらい気持ち悪い。
でも施そうとしてる側は善意なのが厄介だよなあ。

連れ攫われて最初の面会でお母さんに縋り付く様子は辛すぎた。
成長してからも本当は戻りたい気持ちもあったのかと思ったんだけど…。
兄が連れ戻しに来たのを拒んだ後、両親(の幻覚だと思うけど)も拒んで泣いたり、
教皇の亡骸が移送時に襲われて最初は止めてたのに「川に落としてしまえ!」って言ったりしてたし…。

でも死に際の母親に改宗を迫って、90歳で亡くなるまで宣教してたって事はすっかりキリスト教徒だったってことだよね。

かくれんぼ中に教皇のマントに隠してもらった頃には心の拠り所は変わっちゃってたのかも。
最初はお母さんのスカートの中が安全圏だったのにね。


↓分からなかったから後で調べる(メモ)
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・キリストの釘を抜いた意味
⇨ユダヤ教を批判したせいで磔にされたイエスを、ユダヤ教徒のエルドルドがその杭を抜いた?ってことはどうゆうこと?笑

・エドガルドが教皇に突進したのはなんで
⇨本当はユダヤ教徒としての信仰を忘れてなくて、ちょっとした反抗心なのかと思ったけど、そうじゃなかったっぽい。
勢い余っただけ??どしたの??

・途中で亡くなった男の子の母親が袖に何か隠し入れてたのは、別の宗教のもの?

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mmm

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