このレビューはネタバレを含みます
ハシゴの一本目(後に犯罪都市3、赤い糸 輪廻のひみつ)
つまらなくはない、が思てたのと違うという感想です。考察がありますか?読み取り方が違うのでしょうか。
劇伴も薄くてエンタメ性を抑えた単調な進行は眠気を誘うと思いきやお話の行方が気になるせいか完走はできました。
でももっとタイトルのイメージからロジカルなミステリーと思ったらば、想像や心象優先の事実は藪の中的なお話。
あと物語後半は裁判がメイン舞台でしたが、検察ですら客観性のない可能性という思い込みの発言ばかりで、それが映画のテーマの一環だと受け取れますが、ホントに謳い文句の優れた脚本なのかとう疑問が浮かぶ。
裁判に勝ち負けはあるが、そこからあぶり出された事実は真実とは限らない。
映画として結論を鑑賞者に委ねるオチは、よくある手法とも感じます。
真実を知るのは犬くんだけかな。